概要
麻酔は手術中の安全を担います。
当施設での手術室診療の中心となる脳神経外科や心臓血管外科領域の疾患の多くは、生命の危機に直結します。麻酔科医は周術期に起こりうる様々な危機を回避することを第一義として診療にあたります。安全な麻酔には患者情報を正確に把握するモニタリング機器が必須です。最先端の機器を用いて心電図、血圧、酸素飽和度などから循環と呼吸の状態を正確に把握し全身状態を適切にコントロールします。心臓手術や心疾患を合併した患者においては手術中に経食道心エコーにてリアルタイムで評価します。質の高い周術期管理が、後々のより良い健康につながります。
